老後の運命は54歳で決まる！
桜井秀勲著 面白い！若い人にもおすすめ！
 | 価格:1,650円 |
まず、
タイトルが目をひきますね・・・
タイトルが示すとおり
第二の人生で成功するための
あれこれが、
書かれています。
54歳で・・・との
タイトルですが、
若い人にも勉強になることが
多々記されています。
昨今、
人生100年時代・・という言葉は
いろいろなところで聞くと思います。
会社を辞めても
後半生は長く続きます・・・。
この本では、
後半生で成功するための方法・知恵が
具体的に、
わかりやすく書かれています。
著者自身の実体験も反映されて
いますので、
なお、
説得力があります。
また、
本の構成も工夫されており、
章・見出し・本文・ポイント・
おまけのコラムなど・・
飽きさせず、
読みやすくなっています。
さすが、
元、週刊誌の編集長ですね・・・。
本文をちょっと
ご紹介すると、
第二章 運命の「6大原則」
をしっているか、 で
「運命は人のいやがることに
手を挙げた人に味方する」
働き続けて50歳代までくると
「人生には運命というものが
ついてくるものだ」と実感する
のではないでしょうか？
実力からすれば、自分の
ほうが勝っていた、と思っていても、
出世街道で追い抜かれた同僚や後輩
がいるのではありませんか？
「実力があれば必ず出世する」ほど、
人生は甘いものではありません。
50歳を過ぎると、その差を逆転する
のは、なかなかむずかしいでしょう。
30代か40代前半であれば大逆転できた
かもしれませんが、50代になると、
あきらめなくてはならないものです。
ムリに逆転させようとすると、
現在の地位まで失うことにならない
ともかぎりません。
残念ながら、実力より運命のほうが
力が強いことを、心得ておかなくては
ならないでしょう。
ではここで運命というものを、
もう一度確認しておきましょう。
「運命は人のいやがることに手を
挙げた人に味方する」
これは「運命第一の法則」といえる
ものです。私の経験では、優秀な人
ほど同僚や上司がいやがったり、
面倒くさがったり、やっても実績の
少ない仕事に手を挙げるものです。
運命の神は、こういうところを
見逃さないのでしょう。
逆に、社長にまで成績が届くような
仕事だと一生懸命やるのですが、課の
内部の仕事になると手を出さない人が
います。いわばゴミ拾いをしないタイプ
ですが、運命の神はこういうところを
しっかり見ています。
正確にいうと、こういう人は運が悪い
のではなく、運を最初から手放しているのです。
もしもこういうタイプの人がいるなら、
５４歳は最後のチャンスです。
・・・・・・・・。」
このように、示唆に富んだ
文章とともに、
第二の人生で成功をつかむための法則が
おもしろく、読みやすく、具体的に、
書かれています・・・！
もちろん、
若い人が読んでも、
ためになり、
興味を引く内容です・・・！
おすすめの一冊です！
一冊の本で、
人生が変わる時もあります・・・！
本はたのしいですね・・・。
